# if文・for文

代表的な制御構文であるif文とfor文について、artisoc4とartisoc Cloudの違いを解説します。

## if文

**artisoc4**

artisoc4ではif文は以下のように記述します。

```
If [条件文1] Then
    [処理1]
ElseIf [条件文2] Then
    [処理2]
Else
    [処理3]
End If
```

※ElseIf, Elseは省略可。ElseIfは複数書くことも可。

**artisoc Cloud**

artisoc Cloudでは、if文は以下のように記述します。処理はインデント内に記述することに注意します。

```
if [条件文1]:
    [処理1]
elif [条件文2]:
    [処理2]
else:
    [処理3]
```

※elif, elseは省略可。elifは複数書くことも可。



## for文

### 繰り返し処理

例として、n回の繰り返し処理を考えます。

**artisoc4**

artisoc4では、以下のように記述します。

```
For i = 0 to n - 1
    [処理]
Next i
```

**artisoc Cloud**

artisoc Cloudでは、以下のように```range```関数を用いて記述します。処理をインデント内に記述することに注意します。

```
for i in range(n):
    [処理]
```

### 集合の各要素に対する処理

例として、エージェント集合peopleの各要素oneに対する処理を考えます。

**artisoc4**

artisoc4では、下記のようにFor Each文を用います。

```
For Each one in people
    [処理]
Next one
```

**artisoc Cloud**

artisoc Cloudでは、以下のように記述します。

```
for one in people:
    [処理]
```